耐火被覆

ニチアス(株)製巻付けタイプの耐火被覆“マキベエ®”

ビル、工場、倉庫の耐火被覆、また排煙ダクトの耐火被覆として使用されています。

マキベエはニチアス株式会社の登録商標および製品です。

マキベエは、ニチアス(株)が開発した次世代の耐火被覆です。

マキベエは、ニチアス(株)が開発した次世代の耐火被覆です。

表面には着色不織布を施しており、耐火材にはニチアス(株)が開発した耐熱ロックウールを採用しています。
また、施工方法も専用固定ピンをスタッド溶接し材料を固定する簡便な工法を開発。
これにより、従来の耐火被覆にはない安定した品質、施工性、作業環境が得られます。

耐火被覆の先駆者として歩んできたニチアス(株)が、21世紀をリードする新しい耐火被覆として自信を持ってお勧めする耐火被覆です。

マキベエの特長

出典元:ニチアス(株)

マキベエ 半湿式吹き付けロックウール
施工中 作業環境 ・養生不要
・並行作業可能
・養生が必要
・並行作業不可能
発塵量(ファイバー本数/cc) 0.09~0.28 2.29~10.62
施工後 発塵 施工後も発塵がほとんどなく、リターンダクトにも最適です。 施工後、表面よりロックウールやセメント粉塵が発生します。
発塵量(ファイバー本数/L) 1.00(N=3) 13.0(N=3)(表面スラリー掛け)

測定 / (財)建材試験センター
試験方法 / エアーエロージョン試験

耐火品質 マキベエ 半湿式吹き付けロックウール
工場での品質管理により、耐火性能に必要な厚さ、密度が既に確保されています。 現場施工時に厚さと密度を確保するが、吹き付け機の設定や作業者の技量により品質にバラツキが発生しやすくなります。
長期安全性 溶接ピンで機械的に取り付けるため、振動や変位に強く、長期安全性に優れています。 地震時の振動で鉄骨界面や、層間での脱落の可能性があります。

その他の特長

  • 施工面積20%削減
  • 並行作業で工期短縮
  • 現場発生費用を削減
現場発生費用を削減

外部飛散防止養生費/吹き付け下地・施工費(ラス、鉄筋棒)/現場清掃費/廃材処理費/電気・水道料金の低減

柔軟性に富み、建築物の様々なシチュエーション合わせて使える
ニチアス独自のテクノロジーが生んだ環境配慮型の巻付け耐火被覆材。

マキベエは、スラグと天然鉱石を高温で溶融した融液を遠心力で繊維化・集綿し、さらに表面に着色不織布を接着した、2層構造の材料です。

繊維の製造方法自体は通常のロックウールと同様ですが、マキベエの基材には、ニチアスが永年にわたる研究と独自に培ってきた製造技術により作り出した「耐熱ロックウール」を使用。

その高度な断熱性能がもたらす、薄さ・軽さ・やわらかさが、従来の耐火被覆材を超える性能を実現し、高い評価をいただいています。

マキベエの製造工程フロー

ロックウールとの耐熱性の違い

マキベエの製造工程フロー

マキベエと通常のロックウール(150kg/㎥品)を800℃の雰囲気中に3時間放置したときの高温時の収縮を比較しました。
(ただし、マキベエも厚さ方向には、約30%縮小します。)

特徴

SOFT&FLEXIBLE

従来の吹き付け耐火被覆材や耐火成型板では難しかった箇所にも施工可能。
固定する際に鉄骨の防錆塗料の種類に左右されず、また防錆塗料への影響も極めて少ないため、
様々な建築空間に対応できます。

CLEAN

施工中の発塵が少ないため、他作業との並行工事も可能になり、工期短縮に貢献します。
また、表面に着色不織布を施しているため施工後の発塵量も少なく、リターンダクトを採用している事務所ビル等にも適しています。

ECOLOGY

薄くて軽量なので1㎡あたりの製造エネルギーが抑えられます。
また原料の半分以上に再生原料のスラグを使用しており、耐火被覆材の中では環境負荷が低い材料です。

QUALITY

工場で厚みや比重を管理しているため、吹き付け耐火被覆材に見られる鉄骨フランジ小口部やハイテンションボルト部の厚み不足といった施工不良が生じません。また、専用固定ピンを鉄骨に電気溶接(スタッド溶接)することで確実に取り付けられ、高い保持力を発揮します。

SAFETY

専用固定ピンを電気溶接(スタッド溶接)して取り付ける工法のため、鉄骨へ確実に固定でき、材料も柔軟であることから、地震時等の震動や層間変位に起因する脱落・破損のリスクを低減できます。
また柱・はりの小部材に対しても現行の耐火構造基準を満たした認定を取得しています。

特徴

マキベエ取り付

耐火被覆“マキベエ”について

メールでお問い合わせ
pagetop