部分隔離工法

部分隔離工法

除去対象物の部分隔離養生イメージ

除去対象物の部分隔離養生

除去対象部をポリエチレンフィルム(0.2mm厚)によって部分的に隔離します。
また、隔離内部に既存の設備等がある場合は、事前にプラスチックシート等で覆うようにする。

除去袋の設置イメージ

除去袋の設置

アスベスト除去した時にそれを集積するための除去袋を事前に設置します。

集塵・排気装置の設置イメージ

集塵・排気装置の設置

隔離内部で掻き落とし等の除去作業をする場合、例え作業場が隔離されていても、わずかな隙間から外部へ飛散する可能性があるため負圧除塵装置を設置し、隔離内部を常に負圧状態にし作業を行う。

アスベストの湿潤化イメージ

アスベストの湿潤化

除去作業開始前に集塵・排気装置を稼動状態にして、除去面に対して飛散抑制剤を噴霧して、アスベスト含有建材を湿潤化する。

除去作業イメージ

除去作業

アスベスト建材が十分に湿潤化した後、ヘラやワイヤブラシなどを用いて吹き付けアスベストの掻き落とし等の除去作業を行う。

アスベストの袋詰め、切り離しイメージ

アスベストの袋詰め、切り離し

除去したアスベストは除去袋に集積し適正な方法で切り離し二重袋に詰め、特別管理産業廃棄物として処分する。

除去完了後の固化処理イメージ

除去完了後の固化処理

除去作業の完了後、取り残し等の最終点検を行い、問題がなければ、除去面及び隔離シートを飛散防止剤で固化処理する。

隔離シート及び養生シートの撤去イメージ

隔離シート及び養生シートの撤去

使用の終わった工具類を搬出し、隔離シート及び養生シートを撤去する。
撤去した隔離シート及び養生シートは、除去した吹き付けアスベストと同様に二重袋に詰め特別管理産業廃棄物として処分する。

産廃処分

産廃処分

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